相談No.2162

デート代などお金のことで彼氏にモヤモヤする

挿絵校長様

はじめまして。ハニホーの信憑性があり的確な診断が好きで、何年も前から利用させていただいています。半年ほどお付き合いをしている方についての相談です。

彼氏**歳(三十代半ば)、私**歳(二十代後半)です。きっかけはアプリです。

デートでのお金問題です。育った家庭は似ており、お互い裕福ではありませんでした。私も節約は嫌いじゃないし、むしろ親がそうだったため、癖づいています。

でも…デート代の支払い方法について少しモヤッとします。

付き合う前はだいたい彼が出してくれていましたが、細々とした代金(映画や博物館のチケットなど)は、「ごめん忙しいからよかったら予約しておいてほしい」などと言われ、当然前払いなため私が払うことになります。

「忙しくて予約ができなくて」という言葉の裏に、「前のデート代出したから今回は払って欲しい」という言葉が想像できてしまい、モヤッとしていまいます。。
私は勘が鋭く、そういう言葉の裏を察しやすいです。(中略)

花火大会のチケットを買う際、転売サイトにて少し割高で購入してもらいました。その時に、「定価に上乗せされた代金は俺が持つから安心して」と言われました。6000円ほどのチケット代を遠回しに請求?(見終わった後、結局は出してくれましたが)
バシッと払ってくれてカッコつけてほしかった私のわがままもあります。

付き合ったあと、ご飯を食べに行ったときに、どっちが払うか決まってない段階で、彼が払う素振りを見せない。
私が払う場面であっても、「俺も出すよ」などの声かけもない、、会計が終わった後、当たり前のように「ありがと~」と言われた。
前回払ってもらったので私が払うつもりではあったのですが、なんかモヤっとしてしまいます。

その後にホテルに行ったので、ホテル代を自分が払う前提でいたから、「ご飯代は君が出して」と言いたかったのだと思います。

完全に彼にデート代を持ってほしいわけではありませんが、デートの支払いの際に付随する言動?にモヤモヤします。

年上なのに。実家暮らしなのに。というイメージが先行するのです。給料を何に使っているのか。彼は結婚願望があり将来の為貯蓄しているとはいえ、2人が絶対に結婚するわけではないし、「君にはお金をあまり使いたくない」と出し渋られている感じがイヤです。

私が払うだろうと思って財布を出さず後ろからついてくる、わざと帰る準備を遅らせるなど。支払いありがとうやご馳走様は言ってくれます。

私が伝票を持ったら「俺も出すよ」と言ってくれたり、彼が払う時は「ちょっとだけ出してもらってもいい?」と言えばいいのに、、
なんか男らしくなく、情けなく感じて萎える時があります。

この前は、記念日に行った夜ご飯は向こうが持ってくれましたが「次の日のランチは君が持って欲しい」と言われました。

彼が行きたいと気に入って選んだお店で、メニュー見ると結構割高。ランチで5000円近くしました。カードも使えずギリギリ現金足りて焦りました。もちろん、払う素振りはなく後ろでうろちょろしてました。

私は年収は彼の半分くらいで、決して多くはないです。それに、私は一人暮らし、彼は実家暮らしです。

暮らしが違うと、固定費など生活にかかるお金も余裕もかなり違うと思われます。なのに、年下で年収半分ほどの一人暮らしの彼女に結構な金額のデート代を払って欲しいというのです、、

将来のために貯金したいなどの理由はわかるんですが、私もしたいし女子はなにかとお金がかかります。
付き合って数ヶ月は、無理して出していたので貯金ができませんでした。このことに今でもモヤモヤするし怒りまで覚えます。

私も稼ぎがないわけではないので、出します。でも、私が払う時に少し安い店をチョイスするなどの配慮のなさに、気持ちが冷めそうになります。

どうすればいいでしょうか。
別れた方がいいなどありますでしょうか。

◆ここまでで気になるとことをまとめると

・まあまあ高めなご飯代を、彼女に出してほしいという\"心持ち\"が気になる。
・出してもらう前提で、払うそぶりを見せない時がある。
・状況が違う(年収・年齢・暮らし方など)にもかかわらず
私が払う際のデート代に関してまったく配慮がない。

上記に加えて、女々しくてズル賢い、頼りなかったり男らしくない、段取りや要領が悪いなどが加わって、男としての魅力が感じられなくなってきました。
あとは、実家暮らしなため、私の家に来ようとする「心持ち」などです。

もちろんいい部分もたくさんあります。話題やノリが合う、笑いのツボが一緒、温厚、真面目、一途、寛容、理解力があるなど。顔はタイプではないけど、整っています。

最初の方は気が合いすぎるほどで、運命を感じ、この人と結婚して子供を産む人生もいいな、と思えるほど好きでした。

ただ、デートの支払い問題でモヤモヤする自分がいます。

結婚も考えないといけないので、乗り換えるなら早めがいいです。客観的な意見を聞かせてください。

校長の回答

察する雰囲気がよくない

挿絵なかなか難しい相談だなぁ。単純な話なんだけども回答がなかなか難しい。

校長は君の気持ちはすごくよく分かるし、共感もできるんだよな。年上で、どう考えてもこっちより生活に余裕あるはずだし、もうちょっとカッコつけてくれよと。それといちいち促すような形とか、消極的に君が払うよう仕向けるような動き方をするとか、それってどうなんというのもよく理解はできる。

ふぬー。当たり前のことを言うが、彼は何も悪いことはしていないんだよなぁ。君の期待に応えるような振舞いはできていないけど、これってもうちょっと服装に気を遣ってほしいとかと同じで、べつにそうする「必要」まではないという。

どういう風に負担をするか、どこまで恋愛にお金をかけるかまでは、まぁいくら彼のほうが稼いでいても実家暮らしでも君からはどうこう言えなくて、そこはもう彼が今していることを受けて君がどうするか決めていくしかないな。残念だけどそこはもうどうしようもない。彼に対してできることは、せいぜい、かわいくお願いしたりねだったりするぐらいで、要求とか不満の表明とかはやってはいけないんだよな。それ以上はもう、彼という人はこうだというパッケージとして受け取らないといけない。

だけども、支払いをめぐる「察し」について、そこがだいぶ良くないなとは思った。ちょっとした促しとか、少ないコミュニケーションでの察し、水面下でのせめぎ合いなど。これがすごく風通しを悪くしているのではないか。なかなか口にできないことだから、水面下でいろいろ思惑が動いているうちに、どんどん不信感が増大して萎えてくる。彼もまた、何かモヤモヤしているかもしれないぞ。

「最初の方は気が合いすぎるほどで、運命を感じ、この人と結婚して子供を産む人生もいいな、と思えるほど好きでした。」

だったら少し深呼吸しよう。ちょっとこのことで関係が崩れていくのはもったいないのではないか。一回よーく深呼吸して、すごく好きだったんだ、なかなかこうはいかないんだってことを思い出そう。

そういう精神的なバックグラウンドができたら、彼にこのことを持ち掛けたらいいんじゃないかと思う。もっとお金を出してくれなんて方向ではなくて、「なんかこうデート代を微妙にどっちが負担するかとか口に出せなくて、察したり、空気をつくったりすると、よくないと思う。せっかくすごく好きだと思える彼氏ができたのに、このぐらいのことでへんな感じになっていくのはイヤなわけ」みたいなことを、明るく言えるように。「薄給で一人暮らしだし地味にいろいろ痛いから、あんまりデートでムリしたりせず、使うお金を小さくまとめよう」「でも、もちろん気前よくおごってくれてもいいんだよ?笑 そういうときは普通にめちゃくちゃ嬉しいから」「でもなんか、そっちがお願い、みたいな空気を出し合ったりとかは良くないと思う。口に出せないのもまずいし、無理するのもまずい気がする」などなど。

どういう落としどころを導くかというのもまぁ大事かもしれないが、それよりも、お互いに肯定する空気をしっかり作って、その上でお金のことを話せるようにして、その上で仲良くいるっていうことが一番のミッションだと思ったんだよな。べつにデートなんかお金かけなくていいんだから・・・っていうのは校長の価値観だけども。

「結婚も考えないといけないので、乗り換えるなら早めがいいです」

別れどころか、むしろ結婚しなさい。そのほうが話が早い。

このぐらいのことで良い出会いがフイになりませんように。
この課題を乗り越えて、これからも仲良くいられますように。