【簡単に言うと】
◆人生屋さんの教えを、短く簡単に「いいとこ取り」でお届けします。
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いいとこドリル 今回のテーマ

他者の万感の思いを前にすれば、どの言葉も軽くなる
彼氏の母親が、長い長い闘病の末に亡くなったとします。彼氏もずっと看病やお見舞いなどで力を尽くしてきて、自分はしばらく彼氏に会えていなかったとしましょう。そんな彼氏が、葬儀なども終え、久しぶりに自分の家に来たとき、あなたはどんな声がけをしますか?

挿絵

きっと困りますよね。多くの人は、何を言っていいか分からなくなるでしょう。でもその「何も言えない」が、ときに正解なのです。どの言葉も上滑りする、軽くなる、と直感していることが妥当なのです。
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【もう少し読む】

「何も言えない」と感じるのは、相手の思いの規模感について、「自分が何かを言っていいサイズではない」と感じ取れている証拠です。先に十分な受け止めがなければ、「大変だったね」「ご苦労様」などの全ての言葉が軽くなってしまうのです。

黙って、万感の思いの規模感に思いを馳せながら、彼が言葉を発するのを待ったり、お菓子を出しながら困ったような顔をする。べつにそれでいいでしょうし、「何かを言わねば」と焦る必要もないのです。

逆に、十分な受け止めがあれば・・・「大変だったね」の言葉に魂が乗り、おかしな空気にはならないことでしょう。